CHORD Mojo ※追記

先日書いた「Hugo」の弟分的なモバイルDAC「Mojo」が手元に届きました。

ちょっと時間が無いので、数時間聴いた感想を走り書きします。

(JH AUDIO Angieで聴いた感想)


・軽くて小さい!

・Hugoと同じアルミ製だけど、質感が違う。ひっかき傷とかつきやすそう。

・電源&ボリュームボタンがナウシカの王蟲みたい。

・MicroUSB端子から充電できるのがかなり便利。

・Hugoと音作りがけっこう違う。単純な音質比較がしにくい。好みによるところが大きい。つまり、絶対的な差は価格差より少ない。

・といっても、他社製品と比べれば、HugoもMojoもCHORDの音の範疇ではある。

・情報量が多く、レスポンスがよい。たたみかけるような速いドラムの音がタイトに気持ちよく再生される。

・Hugoと比べて中〜低域の力強さを感じる。

・音場の広さと、音の分離、低域のとくに低い部分の沈み込み(重みとでもいうか)はややHugoが上。

・曲中の静寂感が必要な場面はMojoのほうがクリアー。

・分解能重視ならHugo。

・総評:音がかなりよく、力強さとレスポンスの良さで音楽が楽しく聴けるDAC。CP良すぎ。


追記.

絶対的クオリティはHugoのほうが上だと思うけれど、ポータブルメインの方はMojo、デスクトップメインだけれどたまに持ち歩く方はHugoも検討に、完全据え置き用であればHugoTTやDave(とてもいい音だった!)も選択肢にいれつつ予算で決めるのがいいと思いました。

Daveは高価ですがDSD128再生時は、より高価な他社製品に負けないくらいいい音だと思いました。

また、ロバート・ワッツ氏は否定してるみたいだけど、聴いた印象では電源に敏感に思えたので可能ならジェネレーターやアイソレーショントランスを通して試聴することをおすすめします。

HugoやMojoはバッテリーから常にクリーンな電気が配給されますが、Daveはそうではないので。


個人的には、もう少し手が空いた頃にdCS Rossiniあたりと比較試聴してみるつもりなので、試聴できたら感想書きます。

ポケットにはいるサイズで、このレベルでいい音が楽しめるのが最大の魅力。

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