君の名は。
先日、新宿バルト9で「君の名は。」見てきました。
新海誠監督作品をリアルタイムで見てきた世代的なのですが、原点に限りなく近いくらい直球作品に感じました。
新海作品って、監督拘りのレイアウトを計算されたリズムで並べていくスタイルに思うのですが、今作でも全編にわたってそれが徹底されていて、この規模とクオリティの作品でもまったくぶれることなく、むしろ隅々までそれをやりきったのがとてもつもなく凄い。
この疾走感にも似た体感が思春期を駆けぬけていく、あのはかなさとなり、作中の台詞回しもひたすらに直球で、設定うんぬんでは無く、事象として圧倒的な説得力を感じてしまうんだなと思った夜でした。
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