CHORD Hugoを制作用途に
モバイルDAC( D/Aコンバーター)として、CHORD社「Hugo」を愛用中。
ポタアンとして人気の商品ですが、音楽制作やゲーム開発にもおすすめなので、特徴を書いてみます。
持ち歩きようとしてはやや大きめなのですが、バッテリー内蔵でどこでも使え、音質はフラットで色づけが少なく、音のクオリティがたいていのオーディオインターフェイスより勝ってます。
モニタリングで使う機器はできる限り正確にすべての音や広い帯域が聴き取れることが重要と考えていますが、その点でRME Firefaceはもちろん、Lynx HiroやPrismsound Orpheusなどとの比較でも負けない。
AC接続時であっても常にバッテリーにより駆動する仕様のため、どの環境でも安定してSNがとても良いのも特徴。
DSPなどの制作向け機能はないのですが、例えばRMEとデジタル接続( S/PDIFなら192KHz/24bitまで対応)し、Hugoからオーディオ出力することで高品質なモニタリングが可能。愛用している機器との組み合わせで環境がモニタパワーアップできます。
PCとUSBで繋げば384KHz/32bit、DSD128までのフォーマットに対応。
また、個人的にやってみて良かった例ですが、PS3/PS4などのコンソールゲーム開発ならS/PDIF経由でHugoが使えるので、HDMIで接続したモニターのヘッドホン端子から聴くよりもずっとよいクオリティでモニタリングできます。
以上、いろいろ機能面について書きましたが、1番の魅力はポータブルではトップ、据え置きのサウンドインターフェイスと比べてもトップクラスの音質がどこでも使えること。
コンシューマー向け商品ですが、制作者にもよい選択肢になる一台です。
(ゾンビ東京のサウンドチェックの他、某コンシューマー用ARPGや、某スマホ用ARPGのサウンド制作時に活用。台詞から、楽器の音まで正確に聴き取れるし、ゆがみやノイズ成分が少なく長時間聴いていても疲れない)
追記:
近日中にMojoが手元に届くので、そちらも紹介予定です。
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